Archive for 15 December 2006
15 December
#175.馬もレースもG?めざせ
阪神カップに出走できる18頭が決った。やはり、キンシャサノキセキとブラックバースピンは撥ねられてしまった。少し残念な気持ちだが、出走する馬には、G?が約束されるような好レースを見せて欲しい。天皇賞(秋)が2000mに短縮されたとき、東京の広いコースに相応しい3200mがなくなるので、それは寂しい気持ちだったが、実際のレースがそれを見事に払拭しれくれた。ミスターシービーのピッチ走法から繰り出す豪脚、サクラユタカオーの1間歩8メートルの雄大で優雅な快走、いずれもG?の力を見せつけたレコードタイムの連続で、距離短縮による新しい興奮を提供してくれた。
新装なった阪神だが、1400mの内回りは従来と同じコースで、直線は367mで変化ナシ。ただ、ゴール前の坂がプラスになった。この坂に加えこのところの天気の悪さが、先行馬にどんな影響が出るか楽しみでもある。
さて、データベースのアウトプットを見てみよう。
◎ シンボリグラン 69.8→最近の実績、タイム
○ コスモシンドラー 63.0→タイム、末脚
▲ プリサイスマシーン 61.4→最近の実績、先行力
△ ビーナスライン 57.5→勝っぷり
△ アサクサデンエン 55.2→タイム
シンボリグランが心配になるほどの高い評価で、その影響で推奨馬は5頭になった。18頭の出走にしてはちょっと少ない。目玉となるような馬が出てこないので、最近好成績の馬が上位に推奨されている。3歳陣も期待されたが、成績が安定せず評価が上がらなかったようだ。
展開は、ステキシンスケクンに先頭を切ってもらおう。プリサイスマシーンがその後につけ、オレハマッテルゼ、マイネルスケツィ、ダイワパッション、フサイチリシャールが先行集団を作ることになる。
中段は、ツルガオカハヤテ、ダイワメンフィス、ニューベリー、シンボリグラン、アサクサデンエン、が少しバラケ気味に進むだろう。
後方は、コスモシンドラー、ビーナスライン、タガノバスティーユ、ブルーショットガン、が位置取り、更にその後に、コートマスターピース、タマモホットプレイ、チアフルスマイル、が控える形になろう。
展開の中心馬が見当たらず、3コーナー以降の動きをリードするのは、オリビエ・ペリエのコートマスターピースか武豊のマイネルスケルツィになることが考えられる。前で待つ武、後から窺うペリエ、短い直線なので3コーナーでの動きに眼が離せない。果たしてG?に匹敵するレースになるか、ゴール前の横一線に期待だ。
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