＃320．青い光

クリスマスも近くなりますと、街はイルミネーションの花盛りといった趣です。
近所のララポート豊洲も例外ではなく、一所懸命飾り立てていました。いつもは散歩の通り道の昼間ですので何事もありませんが、夕刻から出掛けてみたら、やはり例外ではなく頑張っていました。
普段の姿はよく見ている訳ですが、夜の艶やかな姿を見ると惚れ直してしまうのは我ながら笑ってしまいます。
青色発光ダイオードのせいでしょうか、最近の電飾は寒色系が多いようです。ほんのちょっとでも赤い色を見るとホッとします。歳でしょうか。

今、流行りの青色発光ダイオード。光るけどアツクならないのは若者気質も同じ。


わずかに見たピンクの光。温かさが身に沁みます。大袈裟！

＃315．こんどこそ、旬！

１１月の３０日にイチョウ見物に出掛けたときは少し早めだった。２、３日前のテレビでは見事な姿を映し出していたが実物はどこまで色づいたのだろうか。満を持しての１週間が経ったので見に行くことにした。
まずは神宮外苑、絵画館前の大通り。まさに旬、今が見時だった。テレビの放映の影響か人も大勢出ていて、まるでお花見のような賑わいだった。お天気もまずまずだったので、イチョウもきれいに輝いていたのがとても印象的だった。
ついでに本郷の東大へも脚を延ばしてみた。きれいなことはきれいだが、８分どころか。ここは、もっときれいになると読んだ。

お決まりの構図を狙ったが、イチョウの色がイマイチ。失敗。


なんという人出。まるでお花見。


イチョウ見物のみなさま、お写真も結構ですが、お車に注意してください。



こちらは本郷の東大だが、陽が陰ってしまったので、近景は沈んでしまい、遠景はトンでしまった。

＃311．東京の紅葉

東京の木というのがあって、イチョウだそうだ。各都道府県には木だけではなく鳥や花なども決まっているらしい。東京都は木がイチョウ、鳥は都鳥のユリカモメ、花がソメイヨシノである。イチョウはポピュラーなせいか、神奈川や大阪もイチョウとのことだ。そのイチョウの具合を見に医者ではなく青山と本郷へ出掛けてみた。

イチョウの具合が気になったのは近所でイチョウの紅葉を見たからだ。２８日に近所の木場公園を歩いていたらイチョウが見事に色づいていた。ところがきれいなのはイチョウだけではなく、そばのケヤキまでつられるように見事な色づきを見せていた。ケヤキは普通、色づくのだが冴えない茶色になってしまい、ひとつ色気がない。ところが木場公園の１本のケヤキは見事な真紅に染まり、美しく黄色くなったイチョウをバックに、プリマドンナのように振る舞っているのだ。イチョウもきれいだったのだが、ケヤキの物珍しさに圧倒され、今回ばかりは引き立て役に甘んじていた。

そこで、東京の紅葉はイチョウの具合が気になった訳だ。東京のイチョウのメッカ、神宮や東大のイチョウはどうだろうか。木場公園がこんなにきれいなのだから、さぞかしと思って出掛けてみた。
ところが神宮も東大も少し早かったようだ。曇り空のもと少しだが雨もパラつく中だったが、残念の一言だ。でも、見逃したわけではないので、楽しみが先に延びたと思えば楽しみも長引くことになる。

木場公園のケヤキ。こんなにきれいなケヤキは初めてだ。


こちらは神宮外苑。まだ少し青い。


東大、正門から安田講堂へ向かうメインストリート。ここもまだまだだ。