Archive for 22 December 2007

22 December

#324.新しい風習

本日は冬至。一年のうちで昼の時間が最も短い日だそうだ。勘違いしやすいことだが、日の出が一番遅く、日の入りが一番早い日ということではないそうだ。日の入りは半月ほど前に一番早い日がくるそうで、日の出の遅い日は冬至より半月程度遅れるそうだ。そういえば12月に入ったころの方が日の暮れるのは早かったような気がした。これは急に暮れるのが短くなったので感覚的なものかと思っていたが、実は正しかったようだ。もっともこれらのことは北半球のことで、南半球では夏至の現象が起きている。

冬至はこの一日のこともあるが、古代中国でつくられた二十四節気では半月余りの期間を指す。すなわち、今年なら12月の22日から来年の1月5日までの15日間である。この後、二十四節気は小寒、大寒と続き立春に至り、新たな循環を始めることになる。

冬至の日、日本ではゆず湯に入り、小豆粥や南瓜を食べると風邪を引かないと言われているので、我が家でもカボチャは出てくる。中国では、南の地方では餡の入った団子を、北の方は餃子をたべるそうだ。早速、餃子のことを家内に話したら、その方がおかずになってちょうど良いとのことで今夜は餃子になった。
どうやら餃子は来年も出てきそうだ。


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