Complete text -- "#506.少しでも良い年に"

02 January

#506.少しでも良い年に

みなさま、あけましておめでとうございます。
今年も思いついたことを気ままに書き綴らさせていただきます。それにしても重い気持ちの新年になってしまいましたが、天皇陛下は一般参賀のご挨拶で「少しでも良い年にと願っている」と述べられたそうで、まさに至言です。昔から日本の国のありようは「民安らかに、国安らかに」ですので、グローバル金融経済などとは志そのものが異なるようで、本当は相容れないものだったのでしょう。そうは言っても現実の難問が眼に前にある訳で、少しでも良い年にというのが落としどころかと思います。

さて、競馬にしましょう。今年の初夢であり運試しでもある、正月の名物レース「中山金杯」は1月4日に執り行われます。芝の2000mに出走は16頭、検討の価値ある楽しいメンバーが揃いました。

【 Wscランキング:中山金杯 】
◆Wsc: 69.2 オペラブラーボ    R= 48、 RR= 63、 RT= 58、 D= 0.7、 A= -0.2、 H= 3.9
◆Wsc: 64.1 ヤマニンキングリー   R= 45、 RR= 66、 RT= 58、 D= -0.6、 A= 0.2、 H= 1.1
◆Wsc: 62.0 マイネルキッツ    R= 56、 RR= 60、 RT= 57、 D= -2.6、 A= -0.2、 H= 2.1
◆Wsc: 58.1 キングストレイル   R= 39、 RR= 59、 RT= 65、 D= -2.9、 A= 0.9、 H= 0.9
◆Wsc: 56.9 ダイシングロウ    R= 45、 RR= 50、 RT= 57、 D= -1.5、 A= 2.4、 H= -1.5
以上がWsc55を超えた推奨馬
◇Wsc: 53.2 ネヴァブション    R= 33、 RR= 58、 RT= 61、 D= -3.4、 A= 0.4、 H= 1.5
◇Wsc: 52.9 ミヤビランベリ    R= 43、 RR= 53、 RT= 56、 D= -2.8、 A= 3.3、 H= -2.9
◇Wsc: 51.2 アドマイヤフジ    R= 48、 RR= 51、 RT= 68、 D= -5.2、 A= 1.1、 H= 0.1
◇Wsc: 51.1 グラスボンバー    R= 48、 RR= 50、 RT= 53、 D= -3.6、 A= -1.0、 H= 2.9
◇Wsc: 49.4 ダイワワイルドボア  R= 37、 RR= 55、 RT= 51、 D= -3.0、 A= 0.2、 H= 0.9
◇Wsc: 45.4 シャドウゲイト    R= 46、 RR= 44、 RT= 46、 D= -4.0、 A= 1.7、 H= -4.7
◇Wsc: 45.2 タイキヴァンベール  R= 23、 RR= 44、 RT= 64、 D= -4.1、 A= -0.8、 H= 0.8
◇Wsc: 44.2 センカク       R= 44、 RR= 44、 RT= 48、 D= -4.6、 A= 0.2、 H= 0.3
◇Wsc: 44.1 リキッドノーツ    R= 37、 RR= 43、 RT= 54、 D= -4.5、 A= -0.1、 H= 1.6
◇Wsc: 35.2 マイネカンナ     R= 40、 RR= 32、 RT= 51、 D= -5.7、 A= -0.3、 H= 2.9
◇Wsc: 34.8 アサカディフィート  R= 44、 RR= 32、 RT= 46、 D= -5.9、 A= -1.4、 H= 1.6
◇Wsc: 33.0 キャッチータイトル  R= 38、 RR= 37、 RT= 49、 D= -6.3、 A= 1.6、 H= -3.2

   ・Wsc  :ウィニング・スコア→上位入着の可能性を示す総合指標で以下の指標から算出
   ・Rsc  :レースの実績→過去1年6か月を遡ったレースの実績を示す
   ・RRsc :最近の実績→6か月以内の直近3レースの実績を示す
   ・RTsc :タイム→最近のレースでの走破タイムを示すスコア
   ・DfWL :勝っぷり→勝った馬はどれだけ突き放したか、負けた馬はどこまで粘ったかを示す
   ・Asc :先行力→先行した実績を示すスコアで、高いほど先行している
   ・Hsc  :末脚→上り3ハロンの馬群の中で相対的に前に出たか後退したかを示す


【 展望 】
Wsc69というハイスコアのオペラブラーボを中心に据えたい。前走はひと休みの感だが、このところの上昇力は見事だ。夏からの充実は本格化とみたい。その相手は4頭、筆頭はヤマニンキングリーだ。クラシックでは一線級には力不足だったが、オープンの特別、G?と連勝で意気軒昂だ。一気に三役クラスへ昇格もありうる。次いではマイネルキッツだ。オープンクラスでの安定した力は認められるが、勝つまでには至っていない。ここでも連の相手として存在感が大きい。あとの2頭はキングストレイルとダイシングロウだ。キングストレイルは短距離路線からの転向だが、前2戦は頷ける内容の走りをしていて、今回のこの相手なら路線変更も成功となるかもしれない。もう1頭のダイシングロウだが、夏の成長の締め括りの新潟記念は1番人気でまさかの18着。これさえなければ今回のメンバーなら主役になるはずで、巻き返しを期待したい。

長距離路線からの変更組もいる。ネヴァブションとミヤビランベリだ。ミヤビランベリは転向完了で、それなりの成果は出ている。ネヴァブションは今回から2000mになる訳だが、前走2戦の結果から足慣らしは済んでいると判断でき、穴馬の1頭にも見えてくる。


【 展開 】
逃げ・先行組、中段組、後方組がほど良く混ざり込んだおもしろいレースになりそうだ。
まず逃げるのがミヤビランベリだ。これをピッタリ追いかけるのがダイシングロウといことになろう。これに続く先行集団にシャドウゲイト、キャッチータイトル、アドマイヤフジ、キングストレイルの4頭が収まることになる。
中段は、ネヴァブション、センカク、ダイワワイルドボア、ヤマニンキングリーの4頭が比較的前の方に位置取り、リキッドノーツ、マイネルキッツ、オペラブラーボ、マイネカンナの4頭がこれに続くかたまりをつくることになる。
後方は、タイキヴァンベール、グラスボンバー、アサカディフィートの3頭が追い込みに賭けることになる。

先行組のキングストレイル、中段のヤマニンキングリーが先に動き出しそうだ。この2頭の動きが合図になって全体が動くが、自分からは動きにくいオペラブラーボ、マイネルキッツはコース取りが難しそうだ。早めにコースをとりながらの仕掛けでゴールまでもてば良いが、直線に入る前で精力を使い果たしては勝てるチャンスも生かせなくなるだろう。その時は先行組の逃げ残りが考えられる。


14:40:27 | datesui | |
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