Complete text -- "#109.夏、本番"
14 July
#109.夏、本番
競馬も新潟と小倉が始まり、夏競馬も本番に入った。その第一弾が、アイビス・サマー・ダッシュだ。新潟競馬場の最大のアイデンティティである1000mの直線コースでの重賞レースだ。例年、8月に入っての開催だが、今年は真っ先の開催だ。名物レースがいきなりとはもったいない気もするが、この処置は正解だ。このレースは馬場状態が有利不利を大きく分ける。何日も開催があると、馬場の内側が荒れてきて、走りにくくなる。このため直線コースのこのレースは、スタートすると各馬一斉に外に向き、外側のコースを取るようになる。枠順も普通のレースと違って外枠が極端に有利という実績がある。そのへんを考慮した結果、馬場の荒れていない第1週の開催はコース取りに左右されない、おもしろいレースになるだろう。
では、データ・ベースに聞いてみよう。
◎ マリンフェスタ 69.3→最近の実績、タイム、勝っぷり、先行力
○ ホーマンテキーラ 63.6→最近の実績、タイム、勝っぷり
▲ ダイワメンフィス 59.9→最近の実績
△ レイズアンドコール 59.2→先行力
△ フサイチホクトセイ 57.8→タイム
△ チアズヒカリ 57.5→取り柄ナシ
展開は、マリンフェスタ、レイズアンドコール、テイエムチュラサンが飛び出す。次いで、フサイチホクトセイチアズヒカリ、が追いかける。そのあとは、ステキシンスケクン、ウェディングバレー、リガードシチー、ホーマンテキーラ、コスモラブシック、ダイワメンフィス、サチノスイーティが続き、後方に控えるのが、プレシャスカフェ、キーンランドスワン、カネツテンビー、マルターズホーク、スピニングノワールとなるだろう。
結果は、先行力で押し切るか、じっと貯めこんだ爆発的な末脚で逆転するかになるだろうが、馬場も良くコースの選択に気を使わなくてすむ、先行馬が有利になるようだ。
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