Complete text -- "#134.新企画のフィナーレ"

25 August

#134.新企画のフィナーレ

今年の新企画、サマー2000シリーズの最終戦は新潟記念だ。この新潟記念で初代チャンピオンが決まるのだが、22頭が登録してきた。この22頭のうちチャンピオン候補は、13点のエリモハリアー、10点のスウィフトカレント、5点のヴィータローザというところか。1着は10点なので、この3頭はチャンピオンになるチャンスがある。

さて、新企画は大いに結構だが、盛り上がりはどうだったろうか。イマイチという評価は免れないと思うがいかがだろう。よく考えてみると誰に向けての企画だったのだろう。どうも馬券を買ってくれるお客さま向けの企画ではなかったようだ。石川喬司が久しぶりにおもしろいことを言っていたが、「シリーズ馬券を売れ」ということだった。こうすれば少しは盛り上がったかもしれない。実際の馬券運営は極めて難しそうだが、馬券を買うお客向けに何かできないのか、来年の企画の改良を期待したい。

さて、新潟記念。データ・ベースは夏負けなどしないが、でも丈夫だけが取り柄では本当は困るのだ。

 ◎ スウィフトカレント 67.5→最近の実績、タイム、勝っぷり、末脚
 ○ サンレイジャスパー 60.9→最近の実績、タイム、末脚
 ▲ エリモハリアー   60.2→最近の実績、
 △ ヤマニンメルベイユ 59.1→タイム、先行力
 △ エイシンニーザン  58.4→タイム
 △ トップガンジョー  58.1→最近の実績
 △ ヴィータローザ   57.8→タイム


スウィフトカレントがここを勝って、サマー2000シリーズ初代チャンピオンになる。これに、エリモハリアーが絡むわけだが、全てのスコアでスウィフトカレントの優位は傾かないだろう。

展開だが、ヤマニンメルベイユが単独でハナをきるだろう。続いてナイキゲルマン、シャーディーバナイス、が続き、少し遅れてエイシンニーザン、トリリオンカット、タガノマイバッハ、トップガンジョーまでが一塊で先行グループを形成する。
中段は混み合うが、ダイワレイダース、ロードフラッグ、ソーユアフロスト、が固まり、そのあとにエリモハリアー、サンレイジャスパー、メイショウオウテ、オースミグラスワン、ヤマニンアラバスタ、マチカネリュウセイあたりがゴチャついた中段をつくる。
後方は、アサクサキニナル、サイドワインダー、ヴィータローザ、ニシノナースコール、オールピュールが控える形で進むことになろう。

夏は牝馬ということで、サンレイジャスパーとヤマニンメルベイユを注目してみたい。自分のレースができればおもしろい存在だ。


06:00:00 | datesui | |
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)