Complete text -- "#235.2強、一転混戦"

13 April

#235.2強、一転混戦

4月15日はクラシック第2弾、皐月賞だ。昨年の6月から2歳の新馬戦が始まってから10か月あまり、たくさんのレースを重ね、いよいよという日になった。選ばれた俊英は18頭、中山競馬場は2000mの芝コースで覇を競う。
データベースもこの日に備えたか、練りに練ったデータを吐き出してきた。

             Wsc   RRs   RTs  DfWL   Asc  Hsc  L3Ts
◎ ココナッツパンチ   63.8  75.3  53.2  0.6  −1.1  5.5  67.5
○ アドマイヤオーラ   61.5  67.5  49.4  1.0  −0.3  3.9  57.9
▲ ヴィクトリー     56.2  62.6  42.6  0.6   2.0  0.7  58.8
△ サンライズマックス  56.0  63.7  47.9  0.9  −2.3  4.7  60.4
△ フサイチホウオー   55.9  63.6  41.0  0.4   0.1  3.5  60.1
△ ドリームジャーニー  55.7  67.1  47.0 −1.0  −1.1  4.1  53.2
  フライングアップル  54.9  69.0  46.2 −0.9   0.1  2.0  48.0
  ローレルゲレイロ   54.7  67.5  52.8 −0.9   0.7  1.3  33.8
  メイショウレガーロ  53.1  61.8  44.9 −0.8  −0.8  2.0  56.9
  ナムラマース     52.9  64.9  40.0 −0.3  −0.1  3.1  54.1
  エーシンピーシー   51.2  58.1  44.1  0.0   1.7  1.3  54.5
  マイネルシーガル   51.1  63.5  43.7 −0.8  −0.1  2.2  40.2
  アサクサキングス   49.7  54.2  40.0  0.1   0.8  0.2  55.5
  サンツェッペリン   48.1  54.7  40.2 −0.7   0.2  3.4  51.5
  フェラーリピザ    40.9  45.3  45.6 −1.5   0.9 −1.4  34.3
  ニュービギニング   40.6  54.8  43.1 −4.0  −1.8  4.8  54.8
  モチ         30.5  45.8  28.6 −3.7   1.9 −4.8  57.6
  ブラックシャンツェ  23.2  35.2  26.4 −2.8  −1.7  0.2  41.8

   ・Wsc  :ウィニング・スコア→上位入着の可能性を示す総合指標で以下の指標から算出
   ・RRsc :最近の実績→6か月以内の直近3レースの実績を示す
   ・RTsc :タイム→最近のレースでの走破タイムを示すスコア
   ・DfWL :勝っぷり→勝った馬はどれだけ突き放したか、負けた馬はどこまで粘ったかを示す
   ・Asc  :先行力→先行した実績を示すスコアで、高いほど先行している
   ・Hsc  :末脚→上り3ハロンの馬群の中で相対的に前に出たか後退したかを示す
   ・L3Tsc:末脚?→上り3ハロンタイムのスコア


2歳戦の後半からフサイチホウオー中心で回ってきたクラシック戦線だったが、年が明けてアドマイヤオーラの台頭があり、俄然2強状態になったようだ。そこへ殴り込みを掛けてきたのがココナッツパンチで、またおもしろくなってきた。

展開を考えてみよう。過去の実績から、ヴィクトリー、モチ、エーシンピーシーが先行しそうだが、この中からはモチあたりが粘り強い逃げに出そうだ。その後には、フェラーリピザ、アサクサキングス、ローレルゲレイロが続きそうだ。
中段は、サンツェッペリン、フサイチホウオー、フライングアップル、ナムラマース、マイネルシーガル、アドマイヤオーラ、が位置どることになる。
後方は、メイショウレガーロ、ココナッツパンチ、ドリームジャーニー、ニュービギニング、サンライズマックス、が控えることになるだろう。

4コーナーの手前から先頭集団に取り付くだろうフサイチホウオーに、ぴったりマークするアドマイヤオーラ、その後から追い込むココナッツパンチの動きを注目したい。動きが出るのは、3コーナー過ぎだ。スローペースの先頭集団に中段の馬群が重なり、18頭の集団が急に縮まったころフサイチホウオーが動く。これに連れられるようにアドマイヤオーラが遅れて動く。ココナッツパンチも追い込みのコース取りの体制に入り、直線に入る。このあと、簡単に抜け出せるようなことなく、激しい叩きあいは必至だろう。


06:00:00 | datesui | |
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