Archive for 08 September 2006

08 September

#144.絡み複雑

いよいよ秋の競馬が戻ってきた。緑の絨毯での好タイム連発が楽しみだ。今週はG?のセントウル・ステークスだが、今年は中京開催で何となく夏競馬の続きのようだ。しかも、このセントウル・ステークスはサマースプリントシリーズの最終戦にもなっているので、実はまだ夏競馬なのだ。その戦況は、今のところビーナスラインが先頭だが、以下サチノスイーティー、コスモフォーチュン、シーイズトウショウ、チアフルスマイルが僅差で続いているが、ホーマンテキーラあたりまで逆転は可能だ。
また、セントウル・ステークスは2006年グローバル・スプリント・チャレンジという世界の短距離7戦からなるシリーズの一戦でもある。シリーズは現在4戦を消化したが、トップがオーストラリアから遠征のテイクオーバーターゲットなのだ。3戦に参加して2勝3着1回、得点28とダントツの好成績だ。ただ優勝するためには42得点が必要なので、ここはどうしても勝ちたいところだろう。

出走可能18頭だが25頭も登録があり、レースも単独ではない複雑な絡みのあるレース模様だが、データ・ベースはそのへんはお構いなしだ。

 ◎ シーイズトウショウ 67.5→最近の実績、勝っぷり、先行力、末脚
 ○ オルガス      67.5→タイム、勝っぷり、先行力、末脚
 ▲ ロードアルティマ  62.4→勝っぷり
 △ リミットレスビッド 58.4→最近の実績、末脚
 △ ネイティヴハート  57.4→最近の実績
 △ ビーナスライン   56.8→末脚
 △ ホーマンテキーラ  56.7→最近の実績、タイム
 △ マリンフェスタ   56.0→最近の実績、先行力


登録メンバーにはギャラントアローやメイショウボーラーなどの零落の激しい元有力馬もいるが、シーイズトウショウ、ロードアルティマ、リミットレスビッド、ネイティヴハートなどの現有勢力に、オルガス、マリンフェスタの格下の若手がどう挑むかというレースとみたい。

展開だが、本来ならギャラントアローが先頭だろうが、最近の行き脚ではハナは奪えまい。マリンフェスタ、レイズアンドコールとの三つ巴になるだろう。そのあとの先頭を突っつくグループも、シーイズトウショウ、フサイチホクトセイ、メイショウボーラーと多士済済だ。その次の先行グループも、オルガス、サチノスイーティー、ロードアルティマ、コスモフォーチュン、ウインレジェンド、とこれまた層が厚い。
中段は、ホーマンテキーラ、ムーンシャイン、リミットレスビッド、ゴールデンキャスト、セレスダイナミクが形成する。
後方は、ビーナスライン、キーンランドスワン、ネイティヴハート、プレシャスカフェ、エムエスワールド、マルカキセキが控え、最後方には、リボンアート、エイシンへーべ、がついて回るだろう。

芝の1200m、しかも小回りの中京コース、予想以上にコンパクトな展開になるだろう。左周り巧者のシーイズトウショウ、マリンフェスタの走りも注目してみたい。


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