Archive for 10 January 2007

10 January

#186.寒中見舞い

昨年の11月に岳父が亡くなりました。87歳の高齢でしたが、10月の私の手術では心配してくれて、お手紙つきのお見舞いまでいただいたので、とても残念でなりません。今年は、久しぶりの喪中の正月になりました。当然のことながら年賀状はご遠慮させていただきました。
ところが名簿の不備などがあって、年賀状をいただいてしまうことがあります。現に、何人かの方々から年賀状をいただいてしまい、返信に寒中見舞いを出すことにしました。

ワープロで文面を作っておいて、4日になって郵便局は胡蝶蘭のはがきを買いに行きました。印刷をして、枚数の少ないこともあり、手書きで宛名書きをして投函しました。ところが、肝心の寒にはまだ入っていませんでした。こいつは困ったと思って神宮館の暦は見たら、小寒が6日からであることがわかりました。4日の夕方に投函してのだから、5日には着くまいと、出したはがきが早く着かないように願ったのは、あまり記憶にはないことでした。

ところが、寒中見舞いの枚数が思いのほか増えてきました。出したい相手が次々と広がってきたのです。そこで毎年の年賀状の意味が少しわかりかけました。意外と近況の報告が楽しみだったようです。印刷文面だけではなく、何か一言書かないと失礼と思っていたので、面倒とは思っていたものの書きつづけていました。それが、いつしか楽しみになっていたとは、続けたことによるご褒美なのでしょうか。


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