Archive for 12 January 2007

12 January

#187.8から3への揺り戻し

「ヘタな鉄砲、数打ちゃ当る」ということばがあるが、中山金杯はその通りになったようだ。相対評価法という決定方式により、8頭も推奨馬を挙げることになったが、これでは当って当然か。でも、推奨した8頭目が1着になったのだから、数も案外重要なのかもしれない。
推奨馬の絞込みについては、去年の夏の一次元クラスター分析法を経て、秋から相対評価法になり、今日に至っている。データベースにはまだまだ成長が必要だ。

と思っていたら、日経新春杯は当初17頭の登録が12頭に減ったため、相対評価法ではたった3頭の推奨となった。


 ◎ トウカイエリート 68.1→最近の実績、勝っぷり
 ○ アドマイヤフジ  64.9→末脚
 ▲ トウカイワイルド 59.4→取り柄ナシ


曲者のオールピュールとマヤノグレイシーが抜けてしまって少し淋しくなった。17頭のときは、さらにメイショウオウテまでが推奨の範囲にいて、多士済済という状況だった。
今回は格の違いのあるアドマイヤフジに対して、G?というよりはG?程度のメンバーによる対戦になってしまったようだ。その中で、トウカイエリートの上がり調子が評価され、上位推奨となった。また、残りのメンバーは安定性に欠け推奨しづらいが、短所の少ないトウカイワイルドが繰り上がりということになろう。

展開は強力な逃げ馬が不在で読みにくいが、マキハタサイボーグがハナを切りそうだ。続いて、トウカイワイルド、トウカイエリートがつけ、先頭集団を形成するだろう。
中段の前の方に、ダンツジャッジとサイレントディール、やや控え気味に、ワイアットアープ、メイショウオウテ、ウインレガート、オースミグラスワンとなる。
最後方には、ジャッキーテースト、アドマイヤフジ、が陣取ることになろうか。
先頭集団が意外と強力なので、中段のサイレントディールなどは早めに、続いてメイショウオウテなどの一団が動きそうだ。12頭立てなので、後方のジャッキーテーストとアドマイヤフジはコース取りを決めてからの仕掛けになるだろう。

先週の中山金杯の推奨8頭から打って変わって、僅か3頭の推奨になった。相対評価ということだが今年も注視してみよう。


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