Archive for October 2007

18 October

#283.謝罪すべき人

去年の5月、イーグル京和のことを書いた。実はボクシングは大好きで、後楽園ホールにも何度か足を運んだのだ。最近の新人ボクサーは27歳既婚子持ちなんてのがいたりして、この先どうするんだろうと心配な4回戦だったりするのだ。そんな中、タイ人ではあったがイーグルのような完成されたボクサーを観るのは楽しいことでもあり、諸芸に通ずるような奥深いものを感じる。そのイーグルの試合のあった前日、有明アリーナではこの素晴らしい試合より注目されてしまう忌まわしいことが起きていたのだ。それが亀田の見世物だった。

17日、亀田の親子は謝罪したそうだ。倅の方は頭を丸めての登場だが、この期に及んでもだんまりで通したそうだ。どんなときでもパフォーマンスしかできない悲しい人品はまったく哀れだ。切腹には思いつめていると伝えられているが、結局後悔はしているが反省はできないのだろう。それは自分の意志ではなかったからだ。親父や会長、さらにはその背後にいるテレビ局に乗せられ、担ぎあげられたからだろう。

そのTBSだが、昼の番組では手のひらを返したように亀田悪しで内藤にインタビューをしたりしているが、厚顔無恥ということばの恰好の例としか思えない。これでは亀田に被害者意識も起きて当然だろうが、やはり大好きなボクシングの品位を汚した罪は大きいので罰は当然、甘いくらいだ。だが、A級戦犯のTBSは社長の井上弘が出てきて、金平、亀田のオヤジと並んで謝罪すべきだ。


01:32:51 | datesui | No comments |

09 October

#277.楽しさに感謝

プロ野球もパリーグではクライマックスシリーズが始まった。いよいよ終幕となる訳だが、今年のプロ野球は大いに楽しむことができた。その立役者は楽天と横浜だろう。さらに広島とオリックスも予想外の頑張りを見せ、首位との差がだらしなく広がることを阻止したことも大きいと思われる。今年のプロ野球のおもしろさはBクラスあったのだ。

今年の開幕の時からひとりでおもしろがっていたことに、12人の監督には類型とも言える特徴があったことだ。その類型は3つで、?外人、?名捕手、?強打者であり、4人ずつに分けることができるので、それぞれがどんな戦いをするかが楽しみだった。
外人組は、ヒルマン(日ハム)、バレンタイン(ロッテ)、コリンズ(オリックス)、ブラウン(広島)で、名捕手組は、野村(楽天)、大矢(横浜)、伊東(西武)、古田(ヤクルト)、そして強打者組が、王(ソフトバンク)、落合(中日)、岡田(阪神)、原(巨人)となっていた。なかでも名捕手グループは、長老の野村から古田のような新米の選手兼任まで多士済々が揃い、しかも皆それぞれ頭脳的名手なので最も活躍を期待していた。

結果は、外人組の4チームの順位が【????】で、名捕手組は【????】、強打者組【????】となって、強打者組が一番良く、次が外人組、期待の名捕手組は一番成績が悪かった。
だが、プロ野球を盛り上げ楽しくしたのはBクラスの監督なので、褒めてあげたいのは名捕手監督と一部の外人監督ということになろうか。

00:54:40 | datesui | No comments |