Archive for 13 February 2008
13 February
#352.雪の思い出
寒い日が続いている。温暖化などと言われているのだから少々寒くてもこの方が良いのかと思い我慢する次第である。聞くところによると、なんと22年ぶりの寒さだそうだ。東京での2月の日最高気温の平均は10.0度だそうだ。このところ暖かいという日で10度を僅かに超えるぐらいで、ほとんどは1桁で、中には5度という日もあるのだから寒いわけだ。ちなみに1月の日最高気温の平均は9.8度で少しばかり低い。やはり寒の最中であることからの貫録であろうか。そう言えば最初に雪が降った日曜日も2月3日で、立春の前の日で大寒の最終日だった。なるほどうまい具合に間に合わせてくるものだと、例の温暖化による暖冬で、これ以上寒くはなるまいとタカをくくっていたが、いや〜こんなに寒い日が続くとは思ってもいなかった。
さて、その22年前はどうだったのだろうか。やはり雪の降った日が多かったような記憶がある。いつまでも融けない雪道で滑りそうになったことがある。だが、一緒に歩いていた後輩の若い女性社員の方は上手に歩いていて、滑る様子など全くなかった。運動神経も彼女の方が優れていたとは思うが、履いていたピンヒールのブーツも滑りにくかったのかと思われる。ベローっと広く平らな男の靴底は、ハイドロプレーン現象が起きやすく滑るにはもってこいの構造なのだろう。それにステップを小さく刻んでいた彼女に比べ、こちらは歩幅も大きかったようだ。
競馬を始めたころ学んだことに、雨でぬかった馬場の上手な馬は、竹を切ったような小さな蹄で小股の歩様の馬ということだった。蹄が大きくトビの大きな馬はヘタと聞いていたが、まさに雪道で実感できるとは思ってもみなかった。
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