Archive for July 2008

16 July

#426.音痴の音源は

また年寄りじみた話になる。竹島のことだ。イ・ミョンバク大統領が就任したころから竹島の教科書への記述を改めようという話があった。何でイ大統領になった途端、こんな議論を始めるのだろうと思った。前のノ・ムヒョン大統領よりに日本への理解はありそうなので、控え方が良いのではないかと思っていた。少なくとも、北朝鮮対策には効果ありと思えるのだが、どうしたことだろう。

イ大統領は、前任のノ大統領の無策を引き継ぐ形なので、早急に成果が求められている状況だ。そこへ米国の横車とも思える牛肉の押し付けに大混乱になってしまったのだ。次いで、北朝鮮のクムガン山での韓国旅行者殺害事件で、北朝鮮からは理不尽な言い掛かりをつけられている。イ大統領としては、これ以上対応不可能な状況なのに、なんで日本もドサクサ紛れに問題発言をするのだという心境だろう。もう、こうなっては反対に外へ目をそらすしかなく、要は格好の相手が現れたことになる。米国も北朝鮮も手ごわいが、日本ならちょうど良い相手ぐらいに思われているに違いない。

日本はこのような状況を読んでの行動だったのか。困ったことには、肝心の自民党内部からも不十分という不満が出ているのだ。こんなことになるなら、相手の窮状を忖度して恩を売っておけば、拉致問題などの見返りになると思われるのだが、おかしなことをしたものだ。


00:36:31 | datesui | No comments |

09 July

#423.いや、歳とった

歳を取ると政治に関心が湧くようだ。意外と、このことは誰にでも当てはまると思われる。理由は定かではないが自分は例外だろうと思っていたらそうでもないのだ。最近は政治が少しばかりだが関心ごとだ。
昔ならサミットがあってもほとんど気にならないか、日本の首相が変なことをしまいかが関心のまとだったが、最近は出席メンバー全員の発言が気になるようになった。

そこで、今回のサミットだが史上最低との評判だ。メンバーの人気のなさ、リーダーシップのなさ、それに元々欠如しているカリスマ性とか先見性のなさだ。ブッシュ、サル誇示(変換したらこう出てきた)の品のなさ、さらに福田、ブラウンを加えた4人の本国での支持率の異常な低さ、少なくとも今回は何もしないでいて欲しい気持ちだ。
その上、ブッシュのカミさんはファーストレディの移動に乗り合いバスまで拒み、サミットのテーマの温暖化に反することを堂々と実行している。ダンナへの援護射撃と勘違いでもしているのではないかと思うほどだ。

その中で、今回はロシアのメドベージェフ大統領が光っているように見える。石油の値段が下がって欲しいとか、日本との領土問題の解決が必要とか、期待以上の発言が見受けられるのだ。世界中がジコチューに陥っている中、今時珍しいお人に見えてきた。閉塞感だらけの今の世の中だが、その中でロシアはいい国になりそうな気がしてきた。


23:34:34 | datesui | No comments |

03 July

#420.アラーム

昨日、朝起きたら踵に痛みがあるのだ。立ち上がれないことはなかったが、歩くのは少し辛い。その前の晩は旧知の友達と久しぶりの再会でおだを挙げたからだろうか。だが、それではなさそうだ。両足とも同じように痛いのだ。体重がかかると踵の側面にぐるっと痛みが走る。

どうもこれは歩きすぎかもしれない。20年近く「なるべく食べない、なるべく動かない」という縮小均衡型の健康法を邪道と思いつつも性格にあっていることから採用してきた。だが、それも破たんして、一昨年の10月心臓の手術をして以来、リハビリを兼ねた散歩を日課としてきた。その日課が、こんどは副作用を生んだという訳だろう。

2006年の10月に退院して帰ってきたときには1000歩がやっとだった。2000歩など歩いたものなら、2、3日疲れが出て困ったほどだった。それが1か月も経つと歩けるようになり、日課として位置づけ歩数計も購入して記録をつけるようにした。このへんから話は本末転倒になる。

月ごとの1日平均の踏破歩数が飛躍的に伸び、2か月後の2007年1月には7715歩になった。その後も順調に伸び続け、夏の暑さで一時停滞したが、11月には10558歩となり、ついに一万歩を超えた。こうなると止まらない。前月比とか前年同月比などという、忘れようと思っていた指標が目の前をチラチラして、2008年の3月には12000歩になってしまい、5月には13000歩を伺う形勢になってきた。

いよいよダメだと思い減らすことにしたが、この覚悟には散歩の時間がバカにならないことにあった。なにしろ毎日2時間も消費されてしまうのだ。そこで歩かないようにしてみたのだが、6月は10906歩で大した削減にはならなかった。お役人が行う削減が進まない訳を体感しているようだった。

アタマではできなくても、カラダの方から危険信号を出してくれたようだ。こんどこそ、アラームに従おう。


16:10:46 | datesui | No comments |