Complete text -- "#164.裏番組をのぞいたら"

24 November

#164.裏番組をのぞいたら

今週はジャパンカップだが、相応しいニュースが飛び込んできた。日本がパート?国に昇格したことだ。世界の競馬開催国はパート?〜?の格付があるが、日本は国際化が遅れているため長いことパート?に甘んじてきた。それが今回パート?国になったわけだが、なんと16番目の国である。日本より格付の上位の国がそんなにあるかと思うが、天皇賞やダービーなど国際解放が遅れている以上、失礼な言い方になるがペルーやチリなどよりの下位の評価になっていたのは当然なのかもしれない。

さて、そのジャパンカップ、当データベースは国際化が遅れていて、海外のデータは全く取り込んでいない。そこで、日本馬だけの評価にさせていただき、データのない馬の評価は一切しないことにする。と思ってジャパンカップ・ダートもそのつもりでいたら、日本馬だけのレースになってしまった。

【ジャパンカップ】26日東京10R(レース番号に注意)

 ◎ ディープインパクト 60.2→勝っぷり、末脚
 ○ ハーツクライ    55.6→末脚、持ちタイム

このあとは、スウィフトカレント、ディアデラノビア、コスモバルク、と続くが圏外という評価になる。展開も外国馬2頭の動向が不明のため自重させていただく。


【JCダート】25日東京11R
 
 ◎ シーキングザダイヤ 63.0→最近の実績、勝っぷり、先行力
 ○ フィールドルージュ 61.4→最近の実績、勝っぷり
 ▲ メイショウバトラー 59.5→タイム
 △ アロンダイト    56.1→勝ちっぷり
 △ オースミヘネシー  55.9→タイム
 △ ハードクリスタル  55.8→末脚

期待していたのに出てこない馬や、地方の交流競馬で活躍した馬などがいて難しいが、データベースの結論はこうなった。当データベースは、国際化はおろか国内網羅も進んでなく、中央競馬のデータのみの扱いが現状である。
展開だが、シーキングザダイヤ、アルファフォーレス、フサイチリシャールが先頭集団になるだろう。そのあとに、マイソールサウンド、メイショウバトラー、ヴァーミリアン、ジンクライシス、ピットファイターが先行集団になる。
中段以降は、アロンダイト、ハードクリスタル、ドンクール、ブルーコンコルド、フィールドルージュ、が続く。
後方に控えるのは、オースミヘネシー、サンライズバッカスということになる。


どうも、ジャパンカップもジャパンカップ・ダートも、ひとつ冴えない。そこで、JC、JCダートの裏番組として、京阪杯を楽しんでみてはいかがだろう。

【京阪杯】

 ◎ フサイチホクトセイ 63.0→タイム、先行力、上りタイム
 ○ アンバージャック  62.7→タイム、勝っぷり
 ▲ リミットレスビッド 58.8→最近の実績
 △ イースター     57.5→最近の実績
 △ モンローブロンド  56.0→取り柄ナシ
 △ タマモホットプレイ 55.8→末脚

例年は1800mに重賞ということで、またジャパンカップの陰に隠れて、なかなか味のあるレースが展開されていたが、今年から1200mの変更された。また、裏番組の渋い歴史がはじまるのだろう。

展開は、フサイチホクトセイがハナを切るだろう。このあとには、タニノマティーニ、コパニフウジン、ツルガオカハヤテがかたまる。
中段の前の方が、ロードダルメシアン、リミットレスビッド、モンローブロンド、ダブルタイトルとなって、中段の後の方に、アンバージャック、デンシャミチ、カネツテンビー、エムエスワールド、タガノバスティーユ、がつけることになる。
後方には、ワンダフルデイズ、イースター、タマモホットプレイ、が控える展開だ。

先行力があって上りタイムが抜群、といったら独走ということになろうか。まさにフサイチホクトセイのデータがそうなのだ。裏番組での痛快な独走を想像しても楽しい。


06:00:00 | datesui | |
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