Complete text -- "#447.江戸六地蔵めぐり? −巣鴨・真性寺−"
03 September
#447.江戸六地蔵めぐり? −巣鴨・真性寺−
太宗寺の次は巣鴨の真性寺だ。新宿から巣鴨というとJRの山手線の利用が思いつくが、新宿御苑前→巣鴨をネットで調べたら、新宿御苑前→赤坂見附−永田町→神保町→巣鴨という丸ノ内線、半蔵門線、都営三田線を利用する経路を提案された。ホホウと思って目を凝らすと、時間も短縮されている妙案である。そこで、新宿三丁目から都営線新宿線で神保町まで行けば、時間も運賃もさらに節約できるので都営線乗り継ぎコースを採ることにした。巣鴨駅はお年寄りの街だ。上りのエスカレータも心なしか遅い、いやキッパリ遅い。焦れても仕方ないのでエスカレータに身を任せて上りきった出口のすぐ左が真性寺だ。江戸六地蔵の幟がたくさん立っていて、巣鴨に別の目的できた人を呼び込もうってわけだ。毎月の4の日は巣鴨のとげぬき地蔵の縁日で、その集客力は半端ではないからだ。真性寺もお地蔵さまなので、勘違いでもしていただく魂胆か。
そんなことを思いながら真性寺の境内を進むと、本堂の右手前にお地蔵さまが見える。品川寺、太宗寺のものと比べて小柄である。まずは手を合わせて、お地蔵さまの背後の看板を見ると「御身代わり」と記されている。変だなと思って左手を見ると、青いシートを被った工事中のようなものがある。近づいて立て看板を見ると、江戸六地蔵は修理中で京都に出掛けているとのことだ。修理には2年かかること、先月の7月末までは鎮座していたことがわかったのだが何とも残念だ。急に暑さが感じられてきて、時計を見ると12時半、お腹も空いてきたが暑さがまた一段と増してきた。
これが身代わりのお地蔵さま。やはり小柄な印象は否めないが、一応お賽銭もあげて拝んできた。それより、どこから派遣されたのだろうか。この業界にも派遣の嵐が及んでいるのだろうか。
工事中というか、病気療養中の六地蔵。先月来れば、ご対面できたのだ。
Comments
コメントがありません
Add Comments
トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)