Complete text -- "#425.裏方に光を"

13 July

#425.裏方に光を

高校野球の季節になってきた。各地で予選が始まりテレビでも観戦できる。野球というゲームは練習を人に見せるのが好きなのか、試合の始まる前にグランドで猛烈に練習する。もっとも、試合が始まっても攻守がチェンジするたびに、投手はピッチング練習をし、野手はゴロの練習や送球の練習をしている。さらに、投手が交代するとここでも練習をするのだ。野球のボールは硬くて危険なので必要な練習かも知れないが、他の競技と比べて非常に珍しいことだと思える。

高校野球に戻るが、高校野球というと練習がつきものだ。1日は朝レンから始まり暗くなるまで、土日もなく練習して、甲子園を目指す訳だが、練習をさせる人がいるのもスゴイことだ。この高校野球の指導する人たちのなかにはアナクロどっぷりの人や人格の低い人たちもいるのだが、ここは日ごろのご尽力を讃えることも必要だろう。テレビで試合前のノックを見ていると、ここが晴れ舞台というような気合いでノックをしているのだ。この姿には、さすがにへそ曲がりの私でも少しは心を打たれるところもあり、もっと大きな晴れ舞台を作ってあげたくなった。

そこで、甲子園の開幕前夜祭として、コーチによるノック・コンテストを開いたらどうだろうか。例えば、キャッチャーフライの高さ比べだ。ノッカーの打ち上げた球が何メートル上がるかは計測機の開発が必要だが、これさえあれば相当おもしろいゲームになる。ただ、外野フライやファールフライになっては意味がないので、キャッチャーが傍にいてフライをキャッチしたら成立ということにしたらどうか。ノックである以上、キャッチャーの捕れないフライを打ち上げても仕方ないからだ。
まっ、これで日頃の苦労が報われて、選手イジメなどが減ればありがたいことだ。


23:23:11 | datesui | |
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