Archive for 16 June 2006

16 June

#87.今年は牝馬の年

今年は牝馬のG?ヴィクトリアマイルが新設された。そこで、このレースのローテーションが例年とは微妙に違ってきているようだが、果たしてどうだろうか。加えて今年のマーメイドステークス、例年は阪神開催だが今年は京都の芝の2000m、これも考えればきりがない。まあ、紛れは少なそうだ。こんな複雑なことを知ってか知らぬか、データ・ベースは雨でも何でも怯まず情報を吐き出してくる。

 ◎ ヤマニンシュクル  69.2→最近の実績、末脚
 ○ マイネサマンサ   64.6→タイム、先行力
 ▲ マリアヴァレリア  59.0→勝ちっぷり、先行力、
 △ サンレイジャスパー 57.8→勝ちっぷり、末脚

このあとの存在として、ゴールドフォイル:54.9、メイショウバトラー:54.2、がいるが、前の4頭とは少し差があるようだ。

このレースは、順調さを欠く既成勢力と上り調子格下勢力との争いとみる。既成勢力の中ではヤマニンシュクルが唯一状態の良く、といってもそこそこなのだが、まずは中心だろう。マリアヴァレリアは関東馬だが500万クラスを3連勝の上昇赤マル、関西のサンレイジャスパーも1000万を勝ち、続く1600万でも安定した成績を残し、この2頭は旬の勢いを感じる。マイネサマンサは前走こそ荷が重かったが、その前の状態はヤマニンシュクル以上のものがあった。

展開だが、マリアヴァレリアが行きそうだ。メイショウバトラー、ゴールドフォイル、マイネサマンサ、プリモスター、が緩やかな一団で続く。
中段に2頭、シールビーバックとライラプスがぽつんぽつんといて、後方はスプリングドリュー、レクレドール、トウカイラブ、サンレイジャスパー、プリンセスグレース、が一塊で、ソリッドプラチナム、ジョウノビクトリア、ヤマニンシュクル、オリエントチャーム、フィヨルドクルーズ、が縦長で続いていく。
プリモスター、シールビーバック、レクレドールは早めに動き、そのあと後方集団の、ライラプス、プリンセスグレース、ソリッドプラチナム、ジョウノビクトリア、オリエントチャーム、が一斉に動いて直線に入る。
直線まで待って勝負に出るのが、トウカイラブ、サンレイジャスパー、ヤマニンシュクル、となるだろう。

またしても雨の影響が無視できない状況になった。6月のこの季節、五月晴れを願うのが無理というものだろう。


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