30 November

今年は休みます。

申し訳ありません。今年は休まさせていただきます。
少し早いですが、よいお年を!
23:37:06 | datesui | No comments |

07 August

#583.再開します。

7月の初頭からパソコンの具合が悪く、困り果てました。
原因はビデオカードの不良で出力にノイズが入るため、画面は雨が降ったように汚れて文字などはほとんど読めず、なにしろWindowsが立ち上がりません。わずかにセーブモードがたまに立ち上がるときに、やっと読める字でメールを確認したりしていました。これではどうにもならないので、わがパソコンの師に相談をしたところ、わが師直々に早速メーカーのDELLへ問い合わせてみていただきけることになりました。すると、DELLからディスプレイが送られてきました。取り替えましたが、それでも改善しません。
事態はさらに深刻になり、セーブモードも立ち上がらなくなってしまったとき、DELLの技術者が拙宅に現れました。突然の雨でずぶ濡れになっての登場でしたが見事に治り、ノイズの全くないDELLの表示が現れました。いや〜、嬉しかった。それにしても3週間ぶりの完全な画面には、懐かしささえ込み上げてきました。


18:06:34 | datesui | No comments |

29 June

#582.亀戸七福神巡り? −余滴・大根と鎧−

恵比寿様と大黒様がダブルで祀ったある香取神社は、亀戸七福神の中では最大の集客力があるようだ。平日の午後ではあったが、この境内では植木市が開催され賑わっていた。その植木市に埋もれるようにあるのが「亀戸大根の碑」である。その大根は幕末のころから栽培が盛んになったそうだ。この界隈は荒川水系の粘土質の土壌のため、肉質の緻密な白く冴えた肌の大根が育ったという。30cmほどの先が尖ったくさび状の大根で、「おかめ大根」とか「お多福大根」と呼ばれていたが、大正の初期に「亀戸大根」と名乗るようになった。早春に出荷できるため、野菜のない季節の江戸や東京では貴重な品だった。現在、亀戸での大根栽培はなく、葛飾区の3軒の農家で栽培されているそうである。

香取神社にはまだ見世物がある。それは俵藤太秀郷の武勇で有名なこともあり、等身大の武者人形が飾られている。それも1体2体ではなく、能舞台のようなところに並んでいる。前列の真ん中に悠々と鎮座している武将は緋縅(ひおどし)の鎧に黄金の面をつけ、いかにも大将然としている。これが5月の端午の節句ではなく、いつも飾られているとは勝負の香取神社の面目躍如たるものがある。その武将が抱えている刀の長いこと、ヘタ振り回すと自分の足を斬ってしまうだろう。


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左は亀戸大根の碑。目立ちやすい形をしているので見つけやすいが、それにしても、この植木市はもう少し遠慮ってものはないのですかね。右は鎧武者。俵藤太秀郷かどうかは、確認するのを忘れてしまった。



18:35:28 | datesui | No comments |

25 June

#581.G?的スローペースのタクティクス

いよいよ前半戦も終了だ。千秋楽の大一番は宝塚記念だ。そこへウオッカの回避という大ニュースが入ってきた。ちょっとガッガリだな〜と思ったのも束の間、今度はそれを上回る超大事件が伝えられた。
なんと、アグネスタキオンが急死したとのことだ。サンデーサイレンスの後継種牡馬の最高峰と評価されているアグネスタキオンだ。今後の競馬界に与える影響は計り知れないものがある。サンデーサイレンスの死去も17歳で残念だったが、アグネスタキオンは11歳で、まだこれからだ。サンデーサイレンスの血脈を伝え残すためにも惜しまれる死だ。

ウオッカの回避で1番人気確実のディープスカイだが、アグネスタキオンの急死で弔い合戦にもなり、人気は更に上昇するだろう。実力評価ではウオッカ抜きのドングリ状態であったものが、人気では一気にディープスカイのダントツ状態へ変ってしまったと思われる。ここは冷静になって、しっかりデータを眺めてみよう。


【 Wscランキング:宝塚記念 】
◆Wsc: 62.6 ディープスカイ    R= 58、 RR= 82、 RT= 59、 D= .2、 A= -.2、 H= 4.6
◆Wsc: 62.3 サクラメガワンダー   R= 58、 RR= 75、 RT= 56、 D= 1.5、 A= 0、 H= 2.1
◆Wsc: 58.2 マイネルキッツ    R= 54、 RR= 74、 RT= 58、 D= -.6、 A= -.5、 H= 2
◆Wsc: 57.6 カンパニー      R= 48、 RR= 79、 RT= 53、 D= -.9、 A= .1、 H= 2.5
◆Wsc: 57.5 ドリームジャーニー  R= 46、 RR= 79、 RT= 52、 D= -.2、 A= -1、 H= 2.9
◆Wsc: 57.0 アルナスライン    R= 53、 RR= 69、 RT= 58、 D= -.8、 A= .1、 H= 2.4
以上がWsc55を超えた推奨馬
◇Wsc: 53.2 アドマイヤフジ     R= 49、 RR= 70、 RT= 56、 D= -2.3、 A= 1.3、 H= .1
◇Wsc: 49.7 モンテクリスエス   R= 40、 RR= 64、 RT= 63、 D= -2.5、 A= -.7、 H= 1.5
◇Wsc: 48.6 インティライミ    R= 51、 RR= 57、 RT= 46、 D= -2.3、 A= .3、 H= -.9
◇Wsc: 46.6 スマートギア     R= 40、 RR= 51、 RT= 60、 D= -2.3、 A= -.9、 H= 3.3
◇Wsc: 46.1 スクリーンヒーロー  R= 46、 RR= 61、 RT= 45、 D= -4.2、 A= 1.1、 H= 2.4
◇Wsc: 35.5 ヒラボクロイヤル   R= 30、 RR= 40、 RT= 48、 D= -5.1、 A= -.3、 H= -1.7
◇Wsc: 33.8 コスモバルク     R= 31、 RR= 36、 RT= 55、 D= -6.5、 A= .7、 H= -4.8
◇Wsc: 31.3 エリモエクスパイア  R= 27、 RR= 39、 RT= 49、 D= -7.7、 A= -.4、 H= -5.5

   ・Wsc  :ウィニング・スコア→上位入着の可能性を示す総合指標で以下の指標から算出
   ・Rsc  :レースの実績→過去1年6か月を遡ったレースの実績を示す
   ・RRsc :最近の実績→6か月以内の直近3レースの実績を示す
   ・RTsc :タイム→最近のレースでの走破タイムを示すスコア
   ・DfWL :勝っぷり→勝った馬はどれだけ突き放したか、負けた馬はどこまで粘ったかを示す
   ・Asc :先行力→先行した実績を示すスコアで、高いほど先行している
   ・Hsc  :末脚→上り3ハロンの馬群の中で相対的に前に出たか後退したかを示す


【 展望 】
Wscのスコアから最有力馬がディープスカイであることには違いはない。ただ、ダントツではないのだ。2番手のサクラメガワンダーとはほとんど差はなく、2強と言っても過言ではない。お互い顔を合わせた去年の天皇賞・秋では、ディープスカイ3着、サクラメガワンダー6着とディープスカイにアドバンテージがあるが、その後はお互い3戦ずつ甲乙つけがたい戦績だ。ディープスカイはG?〜G?の3戦で全て2着だ。対するサクラメガワンダーはG?〜?だが、???と2回も勝ちきっているところが評価点だ。
また、他のメンバーも負けてはいない。天皇賞・春の勝ち馬マイネルキッツも自信を深め、惜敗をしたもののアルナスラインは一線級であることを意識し、ドリームジャーニーも戦えるメドはつき、カンパニーもこの距離の範囲なら行けると踏んでいるだろう。つまり、2強を追う4頭という構図になっているのだ。

スローペースも予想され、力量の差が詰まる6頭はサイコロを振ってもヨシという力関係になるかもしれない。その中で敢えての順位がWscのスコア順ということだろう。


【 展開 】
明確に逃げを打つ馬が見当たらない。しかも14頭という多くない頭数なので、後方にいても困る展開にはならないだろう。無理して先頭に立つ必要もない。だから、さらにペースが遅くなる。
という状況だが、実績から考えれば、アドマイヤフジがハナを切るのが妥当だ。次いでスクリーンヒーローが追走となる。この2頭までが先行集団となり、あと12頭は長く伸びた展開になりそうだ。
その10頭でも比較的前の方が、コスモバルクとインティライミだ。中頃には、カンパニー、アルナスライン、サクラメガワンダー、ディープスカイ、ヒラボクロイヤル、エリモエクスパイア、マイネルキッツの7頭で、後方が、モンテクリスエス、スマートギア、ドリームジャーニーということになりそうだ。

3コーナーから注目したいのはサクラメガワンダーの動きだ。早めに好位を取って4角では先頭に並び、そこからは勝負に出ないでゴール前で二の脚を見せるという乗り方だ。全体がスローペースで、14頭立てなので見通しが良く各馬とも仕掛けが遅れる。このような先行馬有利の展開のとき、サクラメガワンダーの戦法は極めて効果的である。決まれば優勝も十分ある。


23:32:32 | datesui | 9 comments |

24 June

#580.交流戦の普通化

プロ野球は交流戦がソフトバンクの連覇で終り、通常のリーグ戦に戻った。交流戦は今年で5年目になったが、しっかり定着した感がある。それは各球団がペナントレースの中での位置づけを明確に意識してきたことが結果に表れている。

その最たるものが交流戦下手だった中日だろう。中日の落合監督は、初年度の始まる前「五分五分で」という言葉に込められたように交流戦は勝つことよりマイナスを防ぐように戦うつもりでいたと思われる。結果は意気込みが表す通りで、毎年負け越しが続いていた。ところが今年はここまでの成績不振の取り返しもあったろうが、しぶとい戦いを重ね14勝9敗1分の結果で堂々3位に食い込んだ。

同じように今年はセリーグの球団の活躍があり、セリーグ70勝、パリーグ67勝と5年目で初めてセリーグが勝ち越した。交流戦上手のヤクルトの頑張りは今年も健在だったが、広島の奮闘、巨人の本気モードはセリーグ自体の交流戦に対する意識の変化と受け取りたい。

逆にパリーグは危機だ。交流戦で失墜した楽天、得意の交流戦で不振から抜け出すきっかけをつくれなかったロッテ、リーグ戦の不調のまま終わってしまったオリックスと、パリーグにとっての交流戦なのに機会を生かすことができなかった。

来年のことを言うと笑われそうだが、交流戦はリーグ戦の状況と変わらない結果になりそうだ。つまり、戦力豊富な強いチームがリーグ戦の戦績の鏡映しになるような気配を感じるのだ。セパ対等の交流戦だからとか、5000万円をねらってとか、という普段とは違うインセンティヴの働く戦いではなくなるように思えてならない。


11:11:50 | datesui | No comments |