＃121．心が重い

最近、療養生活に入ったためか辛い話に妙に気が向きます。テレビのニュースを見ていても暗い話題だけが頭に残ります。全て心臓に重くのしかかってきます。

そのひとつがレバノンの血生臭い戦乱なんですが、お互いの憎しみの気持ちはわかるけど、どうにかならないものかとため息をついてしまいます。ひとつだけ気になるのは、テレビで日本人の識者とおぼしき人が、レバノンのヒズボラとシリアやイランとの関係を一生懸命説明しているのですが、一方の当事者であるイスラエルとアメリカの関係を何も説明しないのが不思議でなりません。子供が死んでいる状況なのに、即時停戦に消極的なアメリカの立場を、イスラエルとの関係で説明しないと誰もアメリカの振舞いも納得にはできないでしょう。もっともこのような立場をとらざるをえないアメリカとイスラエルとの関係が明らかになれば、もっと納得のいかないことになるでしょう。現地へ飛んだライス国務長官のＩＱ２００は一体に何に使われているのでしょうか。

８月です。今年もやっと暑い夏がやってきました。すると、夏の日本の風物詩、戦争の夏になるのですね。今年は例年に増して暑くなりそうです。