Archive for 22 December 2006

22 December

#178.実績は潜在能力に優る

いよいよグランプリ、有馬記念になってしまった。これで今年の競馬も終わりと思うと、思い残しや忸怩たるものなどがこみ上げてきて、到底終れそうもないことも素直な感想だ。
データベースにはそんな安っぽい感傷はないようで、相も変らず淡々とアウトプットしてくる。


◎ディープインパクト69.1→最近の実績、勝っぷり、末脚、通算の実績
○ダイワメジャー61.6→最近の実績、タイム、先行力
▲ドリームパスポート60.6→最近の実績、タイム
△トウショウナイト56.7→最近の実績、勝っぷり
△コスモバルク55.1→最近の実績、先行力


距離の適不適があるが、ディープとメジャーが両横綱の評価になるのは実績から当然だろう。ここへ食い込むのが、3歳クラシック路線で堅実な実績を上げたドリームパスポート、裏街道だが安定した力をつけてきたトウショウナイト、そして堅実な力が発揮できるようになったコスモバルクだ。逆に、期待はされるものの実績の上がってこない馬については、データベースでは評価できないようで、あさっりと低い評価にしているのは潔く、気持ちが良い。

展開は、トーセンシャナオーとアドマイヤメインが先頭を走りそうだが、菊花賞やダービーの好走からアドマイヤメインがハナを切りそうだ。続いて、ダイワメジャー、メイショウサムソン、までが先行グループだろう。
その後に、コスモバルク、ポップロック、デルタブルース、トウショウナイトが中段を緩やかに構成する。
後方は、スイープトウショウ、ドリームパスポート、のあとにウィンジェネラーレ、ディープインパクト、アドマイヤフジ、スウィフトカレントが控える様子になりそうだ。

ダイワメジャー、アドマイアヤメインという力のある先行馬がいることから、ディープインパクトなどの後方にいる末脚自慢の追込み馬も一刀両断とはいかないので、早めに好位に上げてくるかもしれない。位置取り、マークの相手などで、3、4コーナーでのせめぎ合いは楽しめそうだ。14頭と手頃な頭数にしては紛れもあるかもしれない。


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