Complete text -- "#401.谷中七福神巡り? −上野・谷中・田端−"

19 May

#401.谷中七福神巡り? −上野・谷中・田端−

深川と日本橋の七福神巡りをしてみたところ、到るところに七福神があることに気づいた。ネットで検索して最初のサイトを見たら、東京だけで28も出てきた。そのうち全部回ってみようかと思ったが、一番下の行の七福神を見て、トライは止めることにした。なんと伊豆の大島だった。東京には違いないが、東海汽船のお世話にならなくてはいけないのでご遠慮させていただいた。
とりあえずご近所から1つずつということで、深川、日本橋の次は谷中七福神となった。小さいころ谷中に住んだことがあるのと、高校時代は上野が庭であったので、上野・谷中界隈は親しみが湧き、踏破してみることにした。

七福神巡りは上野から始まる。まずは不忍池弁天堂をお参りして、いわゆる上野の山に登る。登ったところは谷中で急に静かな佇まいになる。落ち着いた街並みは昭和のニオイはおろか、戦前の香すら漂っているようだ。その谷中の終りにあるのが谷中銀座で、昭和の雰囲気を伝える都内有数の商店街だ。この辺りはひぐらしの里と呼ばれたところで、東洋のナポリとは言わないが日暮里という地名になっている。昔のままの細く曲がりくねった道を行くと終点の田端に至る。
コースは池之端弁天堂から田端の東覚寺までの七福神を歩いたことになる。今回の7つの祠には神社はなく、すべてお寺であった。お寺に着くとお賽銭をあげて拝み、あとはひたすら歩くだけだったので、所用時間は2時間30分で済んだ。まっ、速ければ良いというものでもないだろう。

null
上野のシンボルは西郷さんだ。最近はハトが減ってキレイになった。


静かな佇まいの谷中の町並み。50年以上前だが、このあたりに住んでいたのだ。


パリのムフタール街にも負けない雰囲気の谷中銀座。歩くと買い物をしたくなるので、我慢をして通らなかった。


通称東覚寺坂といわれる、田端駅通り。この商店街のエンブレムが河童なのだ。「りゅうのすけくん」という名には恐れ入ったが、この界隈に芥川龍之介が住んでいたとのことだ。


22:05:52 | datesui | |
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)