Complete text -- "#510.下谷七福神巡り? −毘沙門天・法昌寺−"

13 January

#510.下谷七福神巡り? −毘沙門天・法昌寺−

三面大国天の英信寺を出て金杉通りを北に向かうが、すぐ次の角を右に折れる。路地を道なりに少し進むと広い通りとぶつかる右側の角に毘沙門の法昌寺が見える。この日は静かだったが、この法昌寺は日蓮系・法華経系のお寺であるため、勤行(ごんぎょう)のときには「南無妙法蓮華経」の大きな声が響き渡るという。因みに「南無妙法蓮華経」のことをお題目というが、建前や名目の意味に使われるのは後の転用だそうだ。

さて、門をくぐり本堂の前でお賽銭を入れ、浄土真宗の門徒であるので「南無阿弥陀仏」とお念仏を唱えて手を合わせるつもりだったが、賽銭箱の横には毘沙門天のご案内が威張って立っていた。それに気を取られての参拝になったので、本尊の確認もしないまま毘沙門天の祠へ進んでしまった。
毘沙門天の祠はなるほど小さいがよく掃除がされ、手が良く入っている様子だった。集客力が大きいのだろうか、扱いの良さが物語っているようだ。

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法昌寺の本堂の前。賽銭箱も立派だが、毘沙門の案内に目が行ってしまう。右はその毘沙門天のお像。ブルーを基調にした極彩色が強烈で良い。


11:30:00 | datesui | |
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