Complete text -- "#532.春弥生、クラシックはもうすぐ"

06 March

#532.春弥生、クラシックはもうすぐ

弥生賞となると春になった気がする。さすがに皐月賞はもうすぐという感じがする。4月19日の皐月賞は中山の芝2000mだが、弥生賞も中山の芝2000m、場所も距離も全く同一条件のトライアルなのだ。しかも、上位3着までに皐月賞への優先出走権が与えられるのだ。こうなると各陣営も単なるお手合わせや足慣らしとはいかないだろう。本番さながらのゲネプロ状態で臨んでくるはずだ。こちらも本番モードで受けて立とう。

【 Wscランキング:弥生賞 】
◆Wsc: 68.1 セイウンワンダー  R= 40、 RR= 55、 RT= 50、 D= 2.7、 A= .3、 H= 3.4
◆Wsc: 62.4 ロジユニヴァース   R= 52、 RR= 54、 RT= 36、 D= 2.5、 A= .9、 H= 3.7
◆Wsc: 60.6 アーリーロブスト  R= 49、 RR= 53、 RT= 35、 D= 2.3、 A= 2.6、 H= 1.6
◆Wsc: 59.3 アントニオバローズ R= 32、 RR= 55、 RT= 50、 D= 1.8、 A= 1.1、 H= 1.9
以上がWsc55を超えた推奨馬
◇Wsc: 48.4 ケイアイライジン  R= 38、 RR= 46、 RT= 31、 D= .2、 A= -.1、 H= 4.4
◇Wsc: 43.9 アポロリバティー  R= 24、 RR= 36、 RT= 42、 D= 1.6、 A= 2.8、 H= 1.1
◇Wsc: 43.2 ハイローラー    R= 34、 RR= 51、 RT= 36、 D= -2.9、 A= -.6、 H= .1
◇Wsc: 42.6 レオウィザード   R= 25、 RR= 36、 RT= 20、 D= 4.4、 A= 3.8、 H= 0
◇Wsc: 42.2 モエレエキスパート R= 37、 RR= 48、 RT= 36、 D= -3、 A= .4、 H= .3
◇Wsc: 40.0 ミッキーペトラ   R= 25、 RR= 34、 RT= 32、 D= 1.3、 A= 3.1、 H= .5
◇Wsc: 39.2 キタサンアミーゴ  R= 34、 RR= 40、 RT= 27、 D= .2、 A= .7、 H= 6.5
◇Wsc: 00.9 リアライズナッシュ R= 0、 RR= 0、 RT= 0、 D= 0、 A= 0、 H= 0

   ・Wsc  :ウィニング・スコア→上位入着の可能性を示す総合指標で以下の指標から算出
   ・Rsc  :レースの実績→過去1年6か月を遡ったレースの実績を示す
   ・RRsc :最近の実績→6か月以内の直近3レースの実績を示す
   ・RTsc :タイム→最近のレースでの走破タイムを示すスコア
   ・DfWL :勝っぷり→勝った馬はどれだけ突き放したか、負けた馬はどこまで粘ったかを示す
   ・Asc :先行力→先行した実績を示すスコアで、高いほど先行している
   ・Hsc  :末脚→上り3ハロンの馬群の中で相対的に前に出たか後退したかを示す

【 展望 】
Wscのランキングから、セイウンワンダー、ロジユニヴァース、アーリーロブスト、アントニオバローズが優位だが、これらの4頭は重賞での勝利実績もあり、群を抜いている存在だ。さらに重賞2勝のセイウンワンダーとロジユニヴァースが他をリードしている状況だ。この2頭の比較ではタイムのセイウンワンダー、着差のロジユニヴァースとなろうか。好タイムで連勝しているセイウンワンダー、かたや2着を大きく引き離しての勝利のロジユニヴァースということだ。どちらも捨てがたい要素だが、タイムのスコアの高さに散在能力を感じ取ってセイウンワンダーをイチオシにしてみる。当然、ロジユニヴァースも差のない2番手である。
この2頭を脅かす、というより脅かさなくてはならないのがアーリーロブストとアントニオバローズになる。タイムのスコアからアントニオバローズにはなるが、脚質に比べ末脚のスコアが低いのが気になる。結論的には、この2頭は連下の範囲は抜けきれない状況だ。

【 展開 】
12頭と手ごろな頭数なので展開による紛れは少ないだろう。過去の実績通りの展開とみて十分だろう。
先行するのは、レオウィザード、ミッキーペトラ、アポロリバティー、アーリーロブストの4頭とみる。このうち先頭をきりそうなのが、レオウィザードとミッキーペトラとなりそうだ。中段は、アントニオバローズ、ロジユニヴァース、キタサンアミーゴの3頭だろう。後方に控えるのが、モエレエキスパート、セイウンワンダー、リアライズナッシュ、ケイアイライジン、ハイローラーとなるだろう。

多頭数ではないので、各馬とも自分のペース、自分の脚質での展開になるはずだ。3コーナーからセイウンワンダーとロジユニヴァースのマークの仕合となり、そのまま直線に入り坂上で叩き合いになるというシナリオが両雄の描いているものだろう。そこで、アーリーロブストとアントニオバローズにレースをおもしろくする裏ワザに期待をしたい。3角からのスパートや2頭の競り合いになる前の出し抜けなど、何かを見せて欲しい。アーリーロブストは大逃げを打ってもおもしろいと思われる。


12:25:32 | datesui | |
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