Complete text -- "#92.上半期のトリ、宝塚"
23 June
#92.上半期のトリ、宝塚
2006年も宝塚記念になった。このレースが来ると今年も半分終わった気になる。という訳で半期の総決算、少しは良い結果を出したいものだ。データ・ベースもこのところ不調なので、半期を有終の美で飾りたいものだ。では、早速見解を質してみよう。◎ ディープインパクト 68.8→最近の実績、タイム、勝っぷり、末脚
○ リンカーン 65.7→最近の実績、タイム、末脚
▲ ダイワメジャー 60.9→最近の実績、タイム、先行力
ここまでが推奨範囲だ。これに続く勢力として、トウカイカムカム(54.1)、アイポッパー(51.9)がいるが、推奨馬とは大きな差がある。更にこのあとは、カンパニー、シルクフェイマス、バランスオブゲーム、コスモバルクという順だが、スコアも50以下になり推奨馬とは絶望的な差になる。わずかに、タイムのスコアが抜きん出ているコスモバルクに見どころがある程度だ。
さて、展開だ。逃げ馬といわれるような脚質の明確な馬はいないが、シルクフェイマスが行きそうだ。コスモバルクとバランスオブゲームが差のない形でかたまり、この3頭は入れ替わることもあるが、コスモバルクはできたら折り合いたいところだ。そして、ダイワメジャーも遅れずに続き、この4頭が先頭集団を形勢することになろう。
中段はバラつき、リンカーンがぽつんと1頭、単走の形になり、そのあとに、アイポッパー、チャクラが顔を出したあとには、ディープインパクトをマークするように、トウカイカムカム、カンパニー、ハットトリックが取り囲む。最後尾に、ナリタセンチュリーとファストタテヤマが追走することになる。
動きは、京都の山越えも関係なくディープインパクトが捲くりを掛けてしまえば、もう展開も何もない。天皇賞の再演だ。4コーナーを回った順で、ゴール板を通過することになる。
ディープインパクトが普通の競馬をすれば、アイポッパー、チャクラ、ナリタセンチュリー、ファストタテヤマは先に動くが、あとから動く、トウカイカムカム、ハットトリック、カンパニーもディープインパクトよりは早めに動くことになる。そこでリンカーンだが、やはりディープインパクトよりは早めに動かざるをえまい。こうして、直線では、横に広がる末脚比べになるが、着順は極めて明快に決まるだろう。
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