Complete text -- "#103.福島名物"

07 July

#103.福島名物

夏の競馬は全体におおらかだ。だから、本当にこのレースを狙ってきているのか判断がつかず、困ることもある。競馬はあくまで相対比較だから、出ると思っていた馬にドタキャンされると途端に往生だ。特に、勝ち負けでも、展開でも、中心と見ていた馬にケッチン食らうと何もかも進まなくなってしまう。

さて、今週は七夕賞とプロキオンステークスだが、出走状況が良く掴めずデータベースに聞くにも聞けなかったが、どうやら七夕賞は有力馬が出てくるようだ。もっとも荒れる福島の名物好配当レース、少々情報不足でも参加してみよう。で、データベースの七夕賞の見解だ。


◎ コンゴウリキシオー 69.4→最近の実績、タイム、決め脚、先行力
○ サザンツイスター  61.4→最近の実績、タイム
▲ グラスボンバー   60.8→最近の実績、末脚
△ カナハラドラゴン  57.7→末脚
△ エクスプロイト   56.0→タイム、先行力
△ トウショウナイト  55.0→取り柄ナシ


コンゴウリキシオーがここでは飛びぬけている。次いで、サザンツイスターとグラスボンバーが拮抗している。更にやや差があって、カナハラドラゴン、エクスプロイト、トウショウナイトが一塊という勢力状況か。このあとは、コンラッド、アサクサキニナルが続くが、かなりの差がある。

展開は、コンゴウリキシオーがハナを切ることは間違いあるまい。次いで、エクスプロイト、ダイワバンデット、シャーディーナイス、が追う形になり、その後ろにタガノマイバッハがぽつんと控える。
中段は、フジサイレンス、グラスボンバー、コンラッド、ホオキパウェーブ、サザンツイスター、トウショウナイト、メイショウカイドウ、エルカミーノ、アサクサキニナル、が狭い範囲に固まる。後方は、カナハラドラゴンとユキノサンロイヤルという展開だ。

3コーナーからの動きだが、コンゴウリキシオーはピッチを上げるが、エクスプロイト、ダイワバンデットは付いていけるが、他の先行馬は苦しくなる。中段、後方も福島なので動き出す。
なにせ福島は、勝ち馬の60%は3コーナーで先頭なので、いくら武豊でもこのセオリーは無視しまい。そこで、いくら末脚に覚えがあるとはいえ、メイショウカイドウも早めに動くだろう。
さあ、3、4コーナーの狭い走路でゴチャつきが起きる。そこの馬混みを捌いて、ロスないコースを取れる馬に勝機があるので、逃げ、先行の馬が更に有利になるだろう。


23:59:00 | datesui | |
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)