Complete text -- "#279.天高く、胸高鳴る、秋華賞"

11 October

#279.天高く、胸高鳴る、秋華賞

今秋、最高のメンバーと言われている秋華賞がやってきた。春のクラシックを賑わした面々やこの夏の猛暑やインフルエンザをくぐり抜けて成長をした新顔など、揃いも揃った18頭だ。特に今年の春は、NHKマイルCとダービーで牝馬が栄冠に輝くという快挙が起き、例年なら牝馬のG?は2レースなのに、ことしはG?馬を4頭も輩出する豪華なクラシックになった。その立役者、ウオッカもピンクカメオも出走してきた。また、当然のことながら、オークス馬と桜花賞馬も出馬表に名を連ねている。
淀の2000mは小回りコース、だからと言って先行有利とも言い切れない難コースかも知れない。お天気も陽気も良さそうで、好レースが期待できそうなのは嬉しいことだ。
データベースも張り切って、8頭も候補馬を挙げてきた。

【 秋華賞 】
◆66.5  ダイワスカーレット
◆64.5  ベッラレイア
◆58.1  ウオッカ
◆57.6  レインダンス
◆57.4  ヒシアスペン
◆56.5  アルコセニョーラ
◆56.3  タガノプルミエール
◆55.4  ラブカーナ
以上8頭が、Wsc55以上の推奨馬になり、以下の3頭が50以上の参考馬。
◇53.1  ピンクカメオ
◇51.4  ミンティエアー
◇51.1  ローブデコルテ


【展望】上記11頭中、春の活躍馬が7頭。このうち秋の足慣らしを無事終えたのが、ダイワスカーレット、ベッラレイア、ピンクカメオの3頭か。夏の成績がイマイチだったが、秋どうやらOK組が、ラブカーナ、ローブデコルテ。秋の足慣らしに不安が出たのが、ミンティエアーとなり、休養からぶっつけ本番がウオッカとなる。
逆に、春の成績はイマイチだったが、夏にパワーアップしたのが、レインダンス、アルコセニョーラ。さらに春は出走のチャンスすらなく、夏に未勝利から1000万クラスを勝つまでに出世した上り馬に、ヒシアスペン、タガノプルミエールがいる。
さすがにG?馬4頭を中心とした既成勢力が優勢だが、夏から力をつけてきたレインダンス、タガノプルミエールにも注目したい。また、既成勢力の中でも、ダイワスカーレット、ベッラレイアの安定性と順調さは中心とみるのが常識というものだろう。春の消耗が心配されるウオッカだが、底力は群抜いているのでアッサリ栄冠ということも十分考えられる。

【展開】先頭を切って逃げるのは、クィーンスプマンテか。その後を追走する先行組が、ヒシアスペン、ダイワスカーレット、ブリトマルティス、ザレマ、という面々になるだろう。
中段の前に方に、ウオッカ、ミンティエアー、ピンクカメオ、レインダンス、という有力メンバーが占め、やや後ろに、マイネルーチェ、ハロースピード、ローブデコルテ、ラブカーナ、ベッラレイア、ホクレレ、アルコセニョーラ、が密集を作るように進むだろう。
後方は、カレンナサクラ、タガノプルミエールが控える形で4コーナーに向かうだろう。

久しぶりに興奮するレースに巡り合えた。京都のG?のファンファーレの高揚感を思いっきり味わえそうなレースが始まる。


22:58:35 | datesui | |
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)