Complete text -- "#555.隅田川七福神巡り? −補遺・水神宮−"

12 May

#555.隅田川七福神巡り? −補遺・水神宮−

隅田川七福神は南北に長く広がっていて歩くにも相当な距離になる。その祠の間隔も一様ではなく、多聞寺→→白髭神社・向島百花園→→長命寺・弘福寺→三囲神社、といように長く歩かなければならない区間がある。そこへ救いの神か、特に1.5kmもあろうか多聞寺→→白髭神社間には東白髭公園が隅田川沿いに広がっていて程よい散策ができる。

墨田区や江東区は隅田川と荒川に囲まれ、水害に悩まされてきた。だが、隅田川の水運は隅田の住人にそれ以上の恩恵をもたらせた。という訳で、良くも悪くも隅田川の水神様にはお願い事が多いのだ。
東白髭公園の北寄りに墨田区と荒川区をつなぐ歩行者用の橋が架けられた。橋の名前は、隅田川のキーワードに相応しく「水神大橋」。その後、この橋は車も通れる立派な水色のアーチ橋に架け替えられた。その水神大橋から東白髭公園内を南に下ると隅田川神社に行き着く。水神宮とも呼ばれ、隅田川のお願い事を一手に引き受ける神社だ。特に、船頭や船宿、船荷仲間など川で働く人たちに広く厚い信仰がされているという。由緒は源頼朝が関東に下向したとき大暴風雨に遭い、ここにお祈りをして祠を建てたというらしいが、始めは浮島神社といったそうだ。古くから「水神さん」として親しまれてきたが、明治の初めに現在の名前に改名されたそうだ。
大神社ではないがそこそこのお社で、さすがに水神様だけに狛犬のかわりに、亀が置かれている。さしずめ「狛亀」とでも言うのだろうか。


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左は隅田川神社の本殿。瀟洒な神社だ。右下には狛犬に相当する部分が少しだけ映っているが、狛犬ではない。本文でも紹介したとおり、その「狛亀」だ。


実は手術で入院をしたため、少し休みました。このブログから本格的な再開のつもりです。カッコ悪い手術だったので、公言を避けてしまいました。鼠径ヘルニア、平たく言えば「脱腸」だったのです。2年半前に心臓の手術をして、リハビリのため歩け歩けの毎日を実践してきました。それが昂じてヘルニアになってしまったというオソマツです。心臓の手術も弁の機械的損傷によるものですから、ヘルニアのことを考えると、体の構成素材の強度不足がすべての原因のようです。今さら、どうにもなりませんが、残り少ない人生ですので、うまくつき合っていくつもりです。


15:05:18 | datesui | |
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