Complete text -- "#574.亀戸七福神巡り? −布袋尊(龍眼寺)−"

16 June

#574.亀戸七福神巡り? −布袋尊(龍眼寺)−

この七福神はコンパクトに収まっている。横十間川、北十間川の2つの川と蔵前橋通りの囲まれた三角形の中に七福神が入っている。蔵前橋通りと横十間川が交差する天神橋からの案内になるが、最大の目印はくず餅の名店船橋屋だ。亀戸天神の門前を守るようにしての店構えだが、天神様のお参りにどれだけの人が舌鼓を打っただろうか。その船橋屋ではなく天神橋の掛る横十間川の東側の道を北へ遡ると左手に栗原橋が見えてくる。そのすぐ先の右側の角が布袋尊を祀っている龍眼寺だ。

龍眼寺は萩寺とも呼ばれていて、江戸の昔から萩の咲き乱れる寺としても知られている。境内は思ったよりも広めで、手入れも良く行き届いていて好感がもてる。さて、お目当ての布袋尊は、門を入り真っ直ぐ進んで中央にある地蔵堂の先を右に曲がると2つ目の祠が布袋堂である。この龍眼寺は布袋堂や地蔵堂のほか、道祖神など様々な祠があってそれだけでも見て楽しいが、今回は布袋尊に集中する。
布袋尊に集中するのは良いが、布袋尊だけでは大したことはなく、お賽銭を入れて拝めばそれで終りという雰囲気である。仕方なく布袋様のご尊顔を眺めてみたが、龍眼寺のものがというものでもなかった。
萩の咲くころ、もう一度来て、本尊を拝み祠巡りやら道祖神を見てみたいものだ。

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龍眼寺の布袋堂。この一戸建ちの祠の中に布袋様が鎮座されている。内部の造りも立派でこんな待遇の良い布袋様は初めて見たような気がする。右は、龍眼寺の境内。手前に地蔵堂が見え、左手奥の八角形の建物が本堂。布袋堂は地蔵堂の向こう側にある。左手の手前から奥へは萩の植え込みが続いている。


18:43:14 | datesui | |
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