Complete text -- "#89.こういう時こそ交流戦"

20 June

#89.こういう時こそ交流戦

遥かゲルマンの地で日本は厳しい状況になってしまった。声援もできる限りの声を搾り出してと思うのだが、これ以上は贔屓の引き倒しにでもならぬようにしなくてはならないだろう。また、一次リーグ全体を見ても、19日のトーゴ・スイス戦までの30試合での総得点はわずか67点、1試合平均2.2点だ。2002年の日韓大会での一次リーグでの1試合当りのゴールが、2.7点だったので、全体でも不調なようだ。

そこで見るなら、今こそ野球だ。何のための交流戦だ。と思ってみたが、あいにくの月曜日。ツキもとことん無くなったかとおもいきや、雨で流れたカードの試合があった。3試合、ともにセのフランチャイズの試合だった。

阪神は日本ハムと対戦で、井川、金村のエース対決。ともに不安なエースだが、井川がチョットだけうまく投げたのと、バックの打撃の差で勝利となった。
巨人は交流戦最下位のオリックスとだが、絶不調の巨人はどうにもならようだ。清原に巨人戦初ヒットを許すなど攻守に精彩を欠き、あえなく敗退。
楽天が相手のヤクルトも交流戦優勝の目があるのでがんばっておきたいところだが、楽天が思いの外に強く、重苦しい試合運びでこれまた敗れてしまった。楽天は2年目で強くなったのか、野村監督の効果か、それとも相手チームの油断か。とにかく強くなった。

ヤクルトが負けたため、ロッテの交流戦連覇が決まった。去年もまさかと思ったが、今年もとはビックリだ。ロッテには失礼だが、本当に強くなったようだ。
実は長年来のロッテファンで、気恥ずかしい思いをしている。常勝からは程遠く、常敗チームだったものが優勝などされると正直言って身の置き所に困った。勝って自慢したこともなかったので、優勝してもエバリくさりかたも知らないのだ。今年も去年同様交流戦優勝の勢いで、パ・リーグ制覇、シリーズも勝ち、更にアジア選手権も手に入れてしまったら、隠れロッテをやめて、ロッテのユニフォームでも常用しなくてはいけないのかと考えてしまう。
本当にもう永久にロッテの優勝なんて聞けると思えなかったので、今ここで思いっきりロッテファンをしているのだ。ご一緒しません!


06:00:00 | datesui | |
Comments

アマデウス wrote:

ロッテファンではありませんが、小宮山投手だけは学生の頃から好きだったので、応援していました。
昨年も地元ということもあって、幕張まで優勝パレードを見に行きました。
「テレビじゃ見られない川崎劇場」
というCMも、
 いまはむかし...
でしょうか。
06/20/06 12:46:28

datesui wrote:

初芝、堀、そして小宮山の三人だけが川崎球場を知っている貴重なロッテ戦士です。南千住の東京スタジアムがなくなり、放浪の果てに辿り着いたのが、大洋が去った跡の川崎で、残念ながら川崎窮状でした。やむなくこの川崎からも逃れるように千葉に来たわけです。
今日のロッテは、彼ら三人なくしては語れません。ファンが着ているユニフォームの背番号の中に、6番、5番、14番がいたりすると、嬉しくなります。
06/21/06 10:11:37

もと・びーえすけん wrote:

川崎窮状....シンプルな地口に本気で笑ってしまいました。今も尾を引いておなかがむずがゆくてかないません。
06/27/06 22:17:52
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